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専任研究員の川鍋健助教がアーモスト大学で講演を行いました。
2025年10月8日 更新

アメリカ研究所専任研究員の川鍋健助教は、同志社大学・アーモスト大学(Amherst College)学術交流協定に基づいて、2025年9月12日から9月29日まで短期派遣事業に従事しました。
川鍋助教は、Department of Asian Languages and CivilizationsのSamuel C. Morse教授、多和わ子(TAWA, Wako)教授、Trent Maxey教授を中心に、学術交流を行い、日米比較憲法および日本憲法に関する講演会(英語)に登壇しました。
今年は同志社設立150周年、アーモスト大学認可200周年の節目にあたります。講演会では、時局柄、憲法、民主主義、自由の意義が日米のみならず世界で問い直されるなかで、日本の封建社会を脱して民主的で自由な教育をアメリカで受けた新島襄がそれを日本に導入したことの意味を重視しました。憲法を支える人民主権、という思想を日米が憲法として共有しており、ポピュリズムの世界的な席巻の一方で、自由の実現のためには人民主権が不可欠であることが日米双方の歴史的文脈を踏まえて議論しました。講演会は公開であり、学部を超えて多数の参加者を迎えることができ、質疑応答も活発に行われました。
川鍋助教の活動は、同志社・アーモストの歴史と伝統に支えられた友好関係の発展に寄与するものとなりました。
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アメリカ研究所事務室 TEL:075-251-4900
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